年末の川崎工場夜景
12月に入ってから、川崎湾内の巡視船に乗せていただける機会があり、久しぶりに川崎工場地帯を訪れました。湾内の船乗船は昼間でしたので夜景撮影とは行きませんでしたが、陸から見る景色とは違っており、とても面白いものでした。約2時間で海上の羽田空港滑走路も初めて見ることができました。下船したのが15時でしたので少し時間を潰し夜景撮影を楽しみました。この日は夜になっても気温が下がらず非常に楽でしたが、その分蒸気の出が少なかったようです。Pentax67Ⅱ SMC135mm 12月12日撮影
それから10日程経ってから撮影に出かけました。1枚目とほぼ同じ場所で撮りましたが、この日は気温が6度程低かったのか蒸気の出が非常に違っていました。
気温、風向、風力、工場の稼働等いろいろな要素で違うのでしょうが、こちらが事前に判断できるのは気象条件くらいですので時には工場が整備中なのか稼働していなかったりするので運任せの所が結構あるようです。
3ヶ所で計5時間ほど、44カット撮りました。久しぶりの大量フィルム消費でした。Rolleiflex SL66 Sonnar150mm 12月23日撮影 トリミングしています。
川崎工場夜景の中で多分一番有名な場所の日本触媒横の線路です。12月に結局4回も撮りに行ったのですが、ここは夜早いと若い方を中心に愛車を置いての撮影者が非常に多くなっていました。一人に聞いたところ、スマホゲームでここが舞台になってからさらに知られるようになり、車を入れての撮影が流行っているのだとか。4日間で約15組くらいの若い方と一緒になりましたが、どなたも非常にマナーがよく時間がかかる私が「先に撮っていいですよ」と声をかけるまで横で静かに待っていました。先に譲ると丁寧はお礼を言われ、とても気持ちがよいものでした。一部のマナーの悪い中高年に多い写真撮影者に見せてやりたいものです。
Rolleiflex SL66 Planar80mm 12月30日撮影
1,2枚目は私が一番好きな運河横の工場地帯ですが、4枚目はそこから近い所で31日の夜見つけました。ここは車を停めるスペースが1台やっとですが、ほとんど人がいないので好きなだけ時間をかけて撮ることができます。工場夜景で結構多いのが手前に障害となる物があるので、高い三脚が必要になる事です。三脚を伸ばして、アルミのカメラケースを踏み台にして、暗い中でレンズ交換、絞り設定はライトを使っても結構困難があります。ましてはアイレベルでなくウェストレベルのファインダーだと低い状態で画角を決め、エレベーターを上げて撮影になりますので風の影響を受けやすくなります。ここはあまり風の通り道にはなっていないようなのが救いになっています。Pentax67Ⅱ SMC200mm 12月31日撮影
4枚とも Acros D76 +1EI増感 No-Filter
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